3月24日(木)、「ハーモニーデー」(Harmony Day)のイベントが、ウィロビーカウンシル主催でチャッツウッドで催されました。チャツウッド駅前のモール(遊歩道)には、屋台が建ち並び、ステージ前にはライリー・ウィロビー市長をはじめ、数多くの観客が集まりました。

JCSでは今回の「ハーモニーデー・フェスティバル」に、折からの日本の大震災のための募金活動を行うため、ウィロビーカウンシルと協力してボランティア有志とともにブースを出して、折り鶴募金活動を展開し、募金された方に折り鶴を手渡し、被災者の無事と犠牲者への哀悼を訴えました。また、5時からはハーモニーデーコンサートが開催され、各民族団体やグループによるステージパフォーマンスが行なわれ、JCSのシドニーソーラン踊り隊も参加して、力強い踊りに観客から大きな声援を受けました。

募金活動に参加された方は、「オーストラリアに住む人々が、どれほど日本を助けたいと思っているかを身にしみて感じました」「本当に沢山の温かい心を感じることができました。最初、コインを入れようとしている人も、少し話しているうちにお札に変わり、本当に沢山の方がお札を募金して下さいました」「折り鶴をとても喜んでいるお年寄りやお子さん、「奥さんにあげるから、ピンク色を!」なんて選んでいくサラリーマン風の方、それぞれにとても温かかったです」などと感動して話してくれました。
ボランティア184人が交代で活動し、翌日の募金活動と合わせて、総額2万116ドル90セントが集まりました。