例会に先立ち参加者には、4枚の資料と称するペーパーが手渡されました。それらの初めの1枚が、本題である「認知症を考える。“早期発見で先手を打つ”」の魁であり、残り3枚を殿とし不倶戴天の敵に眦を決し立ち向かうことになりました。まず高橋会長の雄叫びとして発せられたのが「頭脳健康度テスト」で、8問からなるミニメンタルステート検査(MMSE)の開始でした。MMSEは、1975年アメリカで認知症の診断用に開発された質問セットを元にして、各国で創意工夫したものが使用されています。検査するのは、被験者の記憶力、計算力そして言語能力等です。一般的なMM...

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