【2013年6月例会のお知らせ】
「米寿のお祝いとビンゴ大会」ロビンソン治子さんと宮下義夫さんが、米寿(88歳)を迎えられました。みんなでお祝いしたいと思います。当日は、お二人に嬉しい驚き(!)も用意しています。このお目出たい席には、会員だけではなく、一緒にお祝いしたい方はどなたでもご参加なさって結構です。ご友人をお誘いになってお越し下さい。
尚、当日お二人はゴールド(金色)の装いをされます。お祝いに参加される方は、金色を引き立たせる為に、銀色か、赤か、緑色の装いにしましょうと、5月例会時にみんなで決めました。明るい会場になるのが楽しみです。
毎年6月恒例のビンゴ大会、大変好評でみなさん楽しみにしてらっしゃいますので、米寿のお祝いの後に行ないます。シニア会でも景品を用意しますが、ご自宅でビンゴの景品になりそうな品物がありましたら、ご寄贈お願いいたします。
多くの方に景品を持ち帰っていただきたいと思います。6月も賑やかな楽しい月例会になりそうです。風邪等ひかれませんように、元気でお会いしましょう。
日時:2013年6月15日(土)正午〜午後3時
会場:Function Room, The Dougherty Community Centre (7 Victor Street, Chatswood)
会場は、奥の方のファンクション・ルームですのでお間違えになりませんように。
会費:会員$3(お茶代込)/非会員$5(お茶代込)
マイカップもお忘れなく。(マイカップ運動にご協力ありがとうございます。)
※参加の場合は3日前(水曜日)迄に、ご自分の地区幹事までご連絡ください。その際、当日の昼食用お弁当($10)、それに加え夕食用等のお持ち帰りのお弁当($10)の注文も受け付けますので、個数を必ずお知らせください。尚、お持ち帰り用のお弁当を注文された方は、保冷剤等をご用意されることをお勧めします。
【2013年5月例会報告】
2013年5月18日(土)の月例会は、嬉しいことに、先月はリハビリのためにご欠席だった宮下義夫さんも短い時間でしたがお見えになり、「みなさんに会えて嬉しい」と会員とおしゃべりも交え、受付を担当してくださいました。
もう一つ嬉しいことに、また新しい仲間が増えました。小林敏明さんです。マイクを持っていただき一言。「林さゆりさんの紹介で入会しました。年齢・職業に関係なく、一会員としてみなさんのお仲間に入れていただきたい…」とのスピーチもそこそこに、ハンサムな男性の入会に会員はソワソワ、浴びるような質問責めにあいました(笑)。職業を伏せておこうと思ってらしたようですが、会員からの質問には誠実に返答され、在シドニー日本国総領事館の首席領事であられることが明らかにされました。「総領事館ではシニアのポジションにおりますが、みなさんの中ではまだまだジュニアのようです」と、咄嗟にジョークを交わすところは流石です。もうすっかり溶け込まれました。これからもどうぞよろしくお願いします。
今月の講師は、独立行政法人 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)のシドニー所長であられる遠藤直氏に、「前任地インドでの体験談」と題し、お願いしました。出張が多くご多用のため、奥様の千恵子さんも協力くださり、貴重な写真をスライドでご披露してくださいました。お二人ともインド風の服で登場され、ムードが盛り上がりました。まずは国の概要を説明、そしてお住まいだったお家や近隣の風景、散歩で出会った珍しい鳥や動物達のことを語ってくれました。食生活の紹介では、朝食に食べたクレープのようなドーサにサンバル(唐辛子調味料)など、美味しそうな食事の写真を見せてくださいました。インド人はフォークを使わず手で食べた方が美味しいと言っていたなど、地元の人々との触れ合いも話してくださいました。旅行で乗った列車の様子はさすがインド、車内販売が首からぶら下げた籠の中に、辛そうな香辛料が多種並んでいました。インドでは日本レストランが限られているので、日本人はお互いに自宅に呼び合って食事をしたそうです。
またインドは、宗教の国とも言われるほど、宗教が人々の生活に深く浸透している様子が窺えました。人口の多数を占めているヒンズー教の他にイスラム教、シーク教、仏教、ジャイナ教、キリスト教、ゾロアスター教など、世界の宗教がインドに集まっているだけに、世界遺産に登録されている見事な寺院もあり、美しい建築の寺院も数えきれません。それにかかる祭りの話も楽しく伺いました。印象に残った祭りのひとつに、ホーリー(Holi)祭りがあります。ヒンズー教の春祭りで、誰かれなく色粉を塗り合ったり、色水を掛け合ったりして春の訪れを祝うそうです。
インドでは親日家も多く、インド駐在時には、交流プログラムも企画してイベントを開催するなど、日本とインドの親善に寄与された模様も拝見しました。インドのセレモニー進行は、ろうそくに火を灯さないと始まらないことなど、日本と相違がみられますが、生け花や盆栽は、なかなか素晴らしい作品を見せてくれたそうです。また、丁度東日本大震災が起きた時にいらしていたので、それに関連する詩人交流もなさり、心打たれる詩を紹介して下さいました。会員からの「インドは住み良かったですか?」という質問には、「実際住んでいる時には、家の修理の人がこなかったりと、腹の立つことがありましたが、それも今では、スイート・メモリーです」と答えられました。シドニーに来てからも、インド料理が恋しくなることがあるそうです。シドニー近郊のパラマッタ付近にはインドレストランが並び、インド食材も購入できますと、紹介してくださいました。
普段味わうことのできない生活に因んだ写真を見せていただき、感動を隠せませんでした。興味深いお話と貴重な写真を共有させていただき、日本はインドの影響を強く受けているのが感じられました。遠藤所長ご夫妻に心から感謝申し上げます。「シドニーはとても住み良い」とおっしゃってましたが、どうぞ健康にはご留意なさり、益々のご活躍をお祈り申しております。誠にありがとうございました。また、当会にお遊びにいらしてくださいませ。会員一同、お待ち申しております。
【お知らせ】
本文中にもご案内しましたが、6月例会の服装は、治子さん、宮下さんが着る金色を引き立たせるために、銀色、赤色、緑色のいずれかの装いでいらしてください。
5月例会終了後に、役員・有志が集まって会の運営に関するミーティングを行いました。11名も参加くださりありがとうございました。議事録は有泉事務局長が保管しています。ご一読なさりたい方は、お問い合わせください。
5月例会に、アングリケアーでボランティアなさっているサラさんがいらして下さり、今後の活動予定を話してくださいました。遠足等の日程が決まりましたら、改めてご案内いたします。
■書籍やDVDをご寄贈くださったクラーク基子さん、ソンダース忍さん、ヤング京子さん、ありがとうございました。古本市の収益金は、有り難く会の運営に使わせていただきます。