9月22日・23日の両日、毎年恒例の「カウラ桜ツアー」(主催:シドニー日本人会文化委員会)が催行され、日本から参加の4名を含む、総勢40名が、桜が満開のカウラを訪れました。

一行は22日(土)朝にシドニーを出発し、途中、オレンジ市のワイナリーを訪れてワインテイスティングを楽しみ、この日はバサーストのホテルに宿泊し、夜の懇親会で交流を深めました。
翌、23日(日)は早朝にホテルを出発してカウラに向かい、まずカウラの捕虜収容所跡地を見学し、その後、カウラ戦没者墓地にて慰霊祭に参列しました。
午前9時30分から、まずオーストラリアの戦没者墓地にて、引き続き日本人墓地にて、慰霊式典が行われました。
日本側からは、小原総領事、伊藤拓也防衛駐在官、櫻田武也商工会議所会頭、伊藤令シドニー日本人会会長、水越有史郎シドニー日本クラブ副会長、荒了寛天台宗米国ハワイ開教総長、黒住忠親黒住教本部公室長、鈴木久美子カウラ日本庭園名誉文化顧問らが
代表して、献花を行いました。

式典後は日本庭園にてBBQランチを頂き、和太鼓演奏のエンターテインメントや、満開の桜をはじめ庭園内の樹々を鑑賞し、参加者との交流・歓談を楽しみました。
午後は帰路につき、一行を乗せたバスは事故もなく無事、6時過ぎにシドニーに到着し、晴天に恵まれたツアーを参加者一同、大いに楽しんだツアーとなりました。